【HSP40代女性転職活動】ハローワーク職業訓練Webデザイナーコースに申し込む。40代でも選考に合格するのか?

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退職から3ヶ月経ちましたが・・・転職活動はまったく不調です。相変わらず無職です。

仕事に行かないとストレスがないため無職生活が快適過ぎます。
面接に行ってもやる気がないのでそれを見透かされて落ちる毎日です。

しかしこのままではイカン!と、転職活動における自分のスキルのひとつになればいいと思い、ハローワークで職業訓練の「離職者訓練」というものに申し込んでみました。40代の転職活動に「職業訓練」は有利になるのでしょうか?
そもそも選考に合格して訓練を受けられるのでしょうか?

この記事では無謀にも職業訓練Webデザイナーコースに応募した私の、応募の仕方、面接の質問内容、選考結果などを書いていきたいと思います。

※前半は職業訓練について、私が職業訓練を受講しようと思ったあれこれも書いていますので、必要ない方は目次をご確認のうえ、必要な部分からご覧ください※

この記事はあくまでも私の場合(大阪府)です。雇用保険(失業手当て)の受給状況や、都道府県、訓練内容によって違いがあります。必ず管轄のハローワークでご確認ください。

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ハロートレーニング(公共職業訓練) 職業訓練とは?

原則授業料無料で授業が受けられ、スキルを身につけて早期再就職を目指そう!というものです。

雇用保険(失業保険)を受給している求職者を主な対象とする「公共職業訓練」(離職者訓練)と、雇用保険を受給できない求職者を主な対象とする「求職者支援訓練」の総称です。キャリアアップや希望する就職を実現するために、訓練校へ通うことで必要な職業スキルや知識を習得することができる公的な制度です。

大阪ハローワーク

◆雇用保険(失業手当て)を受給している人向けの「公共職業訓練(離職者訓練)」はこちらを参照

雇用保険を受給している方向け公共職業訓練(離職者訓練)

主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料で実施しています。※テキスト代は自己負担になります。

厚生労働省HP
地域毎の訓練情報(公共職業訓練(離職者訓練)関係)


◆雇用保険(失業手当て)を受給していない人向けの「求職者支援制度」(求職者支援訓練)はこちら

雇用保険を受給していない方向け求職者支援訓練

主に雇用保険を受給できない求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料で実施しています。また、一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練の受講を支援するための給付金(職業訓練受講給付金)が受けられます。※テキスト代は自己負担になります。

厚生労働省HP
求職者支援制度のご案内
求職者支援制度のご案内について紹介しています。

どんなトレーニングがあるかはこちらから検索できます。

ハローワークインターネットサービス - 職業訓練検索・一覧

一例として、パソコンの使い方という初心者用から、プログラミング、経理事務、簿記、介護資格、医療事務などなどがあります。

私は10年以上前にパソコン実務科というものを受けて、それまで自己流でやっていたワードやエクセル、パワーポイントの操作についてじっくり学べてとても役に立った記憶があります。

職業訓練を受けるメリット

  • 授業料が無料
  • スクールまでの交通費が出る(出ない場合もある)
  • 無料でスキルを身につけることができる
  • 無職中のモチベーションアップにつながる
  • 無職中も向上心を持ち続けて新しいスキルを身につけたと面接でアピールできる
  • 雇用保険の受給期間の延長や待期期間の短縮ができる場合がある

期間の短縮および延長

公共職業訓練は給付制限を免除されるため、自己都合で退職しても3ヶ月の待機月間を待たずにすぐに給付金が貰えます。さらに公共職業訓練が失業保険の給付期間を超える場合、訓練修了まで給付を延長することもできます。

ハローワーク求人検索サイト 職業訓練

(HSPによる)職業訓練を受けるデメリット

  • 20-30人と一緒に授業を受けるので、騒々しい
  • だいたい朝から夕方までの授業なので、それだけでヘトヘトになって、就職活動まで手が回らない
  • グループワークがあることが多いので、気を遣って疲れる
  • 就職時期が遅くなるので気持ち的にしんどくなる

結構メリットの方が多いのかなと思います。

10年前に通ったときはみんな無職の仲間意識があったので、結構仲良くなり、その後も一緒に遊びに行ったりする仲間ができました。

職業訓練の申し込み方法

まずハローワークの窓口で相談しよう

相談や申し込みは自分の管轄のハローワークで行うことになります。

私はこの訓練のことをうっかり忘れていて、手続きに行ったときに思い出し、その場で窓口に相談しにいきました。

だって、聞かないと仕組みがよくわからん・・・(以前と変更になっているところもあった)

話を聞いたところ、雇用保険を受給している私は、

「公共職業訓練」の「離職者訓練」に申し込んだ方が良いということがわかりました。
(求職者支援制度にも申し込み可能とのこと)

訓練や都道府県によって違うこともあるので、必ずハローワークの窓口で相談することをおすすめします!

職業訓練は「早期就職」を目指すもの

相談する中で、ブログを書くにも役に立つし、今後副業など在宅で仕事をする時にも役に立てばいいなあというヨコシマな理由で

「Webデザイン」

はどうかなと思っている、と相談したところ

「それは職業訓練の趣旨から離れている」

と注意されました。

職業訓練はあくまでも

早期就職を目指すものであって、ただのスキルアップスクールではない、ということです。

うーん、そうなのか・・・。

「ヒマだから受講しよっかなー」

などという不真面目な理由ではいけないということですね。

その日は一度開講一覧をもらって、ほかに興味があり、なおかつ学んだ内容が自分の希望する職種と結び付けられる内容のものがあるかを考えることにしました。

しかし、介護は以前別のところで受講し、初任者研修資格は持っているのでパス。

4ヶ月も学校に通うから興味がないものはダメであろうと色々考えた結果、デザイナーを今から目指すには経験がないから年齢的に無理だが、Webデザインを学んでおけば、HPの管理を自社で行っている所や広報の仕事にも応用できるのでは・・・?スキルのひとつとして身につけていればアピールできる!と無理やり結び付けてWebデザインを申し込むことに決めました。

しかしこの思いつきのような理由のせいで面接でボロが出ることをこの時の私はまだ知らない・・・。

申し込みはハローワークで行うのですが、証明写真以外は特に申し込み時に持っていくような書類はなく、その場で申込書などを記入します。

早めにどのようなコースがあるかチェックしておこう

開講月によって開講する訓練コースも違います。
なので、職業訓練を考えている人はなるべく早くにどの月にどのようなコースが開講されるか、申し込み期間はいつになるかを確認しておいた方が良いと思います。

私は訓練の存在をうっかり忘れていたために、気づいたときにはちょうどいい開講月の申し込み期間を過ぎてしまい、1ヶ月開講日が遅くなってしまいました・・・。

説明会に参加しよう

訓練によっては説明会も実施しているので、参加してみました。

ほ、本格派!(何がだ)。

私のようなヨコシマな考えのアラフィフはおよびじゃない感じ・・・。

しかも人気だとかで教室に人がぎちぎちです。

しかもなんかみんな若い・・・。

40代でも職業訓練を受講できるか

年齢制限があるコースもある

できます。

が、しかし、訓練の中には年齢制限を設けているものがありまして・・・。
それの制限が

39歳か49歳

うーん・・・。

年齢制限のあるものはWeb系が多かったです。

反対に40歳以上から申し込み可能というものもあります。
これは介護系かパソコン基礎みたいなものに多かった。

いずれにせよ、受講するなら若い方がいいかもしれません。

49歳年齢制限のコースに申し込む場合、年齢で不利になることがあるのかどうかハローワークで確認しましたが、

「それはないですねえ」

ということでした。

本当か・・・?????←疑い深い私。

就活をしていても年齢ではねられることが多いので、被害妄想にもなるわさ。

しかし申し込めるということは、可能性はあるのだろう。

窓口の人によると、年齢よりも面接選考がありますからね、だそうですが、やっぱり若い方が有利なんじゃないかなあとあくまでも疑う私。

Web系はデザイナー自体が若い人が多い業界なので、いきなり経験もない人が40代から訓練を受けたからといってデザイナーとして就職先があるかというと、それは難しいらしい。

そりゃそうだろう。

ということは、やはり

早期就職を目指す訓練には年齢オーバーの人は難しいんじゃないかい?←あくまで疑う

しかし介護系が40歳以上の制限を設けてるというのもどうでしょうか。

40代になったら自分の腰や肩も痛くなるし、自分の親だって老齢になってくるんだ。

ただでさえ人手不足なんだから、間口を広げんかい!と言いたいですな!

職業訓練の選考は書類と面接のみ

※都道府県や訓練によって違うと思いますので、あくまでも参考程度でご覧ください。

私が希望する大阪の職業訓練は履歴書などの提出もなく、ハローワークで渡された

「質問シート」

というものでの書類選考と、面接選考でした。

質問シートの内容は

  1. 前職の就業期間と職種
  2. この訓練を応募した理由(科目内容に対する自己の適性を含め)
  3. 現在、どのような就職活動をおこなっているか
  4. 今後計画している就職活動について(業界や職種、具体的な就職希望時期も含め)

これを面接当日までに記入し、持参します。

私が受講した10年前は変な筆記試験だけでしたが、今回は

面接・・・。

苦手分野だぜ(本番に弱い)。

ネットで調べた職業訓練面接での質問内容

ネットで調べたところ、面接では

  • そもそも就職できる人物かどうか
  • 就職意欲が高いか
  • 職業訓練に通い続けられるかどうか

を見られる、と書いてあったので、

訓練⇒就職

を意識した想定質問回答を作成。

私がネットを参考に考えていったのは

  • 志望動機
  • 退職理由
  • 訓練内容をどのように活かすか
  • 訓練でどのようなことを学びたいか
  • 自己PR
  • 訓練内容は把握しているか
  • 現在の就職活動について

これらを紙に書きだし、アウトプットを繰り返す・・・。

ほとんど就職活動の面接と変わりませんな・・・。

ちなみに当日はスーツで行きました。

実際に職業訓練の面接で聞かれた質問内容

やはりWebデザインは人気らしく、当日は1回20-30名ぐらい×3回の面接のようで、集合教室には結構人がいっぱい・・・。

倍率高い。約3倍です。

それを見ただけでもう合格できる気がなくなるダメな私。

ただでさえ若い人有利のWebデザインに食い込もうというので、かなり不利です。

しかし説明会は若者が多いなーと思いましたが、私の回はそうでもなく、ぱっと見30代~40代がほとんどで、男女半々ぐらい。

スーツの人が多いけど普段着みたいな人も結構いました。

面接は一人ずつ、面接官はスクールの男性とキャリアコンサルタントみたいな女性です。

が、このコンサルタントみたいな女性が私の苦手なタイプー!!

私は人の話をきょとんとして聞いてる人が苦手なのですが、

この人、そのタイプだ!

反応がないのでなんか変なこと言ったかと思ってさらに変なことを追加でしゃべってしまい、後で後悔する、というパターンになるんだよ!

お願いだ、うなずくとか、なんか反応してくれ!!

実際に聞かれた内容は以下の通りです。

  • 希望の業界と職種
  • なぜその業界を希望するのか
  • いつまでに就職をしたいか
  • それにはどのような活動をするか
  • 今までにどのような就職活動をしてきたか
  • この訓練で学ぶ内容
  • 質問

でした。

なんだよー、この訓練に申し込んだ志望理由を聞いてくれないのか!

そこに私の思いのたけを放り込んだのに!!

いきなりの方向転換です。

おかげで微妙に質問内容からずれつつ、自分の考えた回答に結び付けるという難易度の高い技を失業中にとぼけた頭をフル回転させるはめになりました。

訓練内容と就職したいところが合っているのか見ているのかなという感じでした。
なら志望動機を聞いておくれー・・・。

最後に質問はありますか?

と聞かれたので

「もし合格したら開講までに予習しておいた方がいいことはありますか?」

と聞いたら、すっとぼけた質問だったのか、面接官は顔を見合わせた後に

「訓練が始まったらかなり忙しくなるので、就職活動をされていた方がいいと思います」

というお返事。

なんだ、私はもうこの時点で落ちることが決まっているから、就職活動をしろということなのか???

どういう答えなんだよ、おーい、おーーーーい・・・。

めちゃくちゃ疲れた・・・

結果は・・・

落ちた・・・!不合格でした!

ああ、みごとに砕け散ったさ!

理由は合否通知書にもちろん書いていないのでわかりませんが、私が考える原因は以下の通り。

  1. 希望する職種・業界と訓練内容がマッチしていないと思われた(私の説明不足)
  2.  1の理由により訓練を受ける必要がないと判断された
  3. 年齢

やっぱり「絶対にWebデザインの仕事をしたいんです!」というわけじゃなかったので、(スキルのひとつとして身につけたいという)理由付けがいかにもとっつけたみたいで説得力がなかったのでしょう。

だって元々の理由が「副業として活かしたい」という職業訓練の趣旨からはずれるものだったので、説得力もないってばさ。

反省~。

3の年齢ですが、やはり40代でも40代前半と50にちかい40代だと状況が違うと思うんだよなあ。

私は限りなく50歳に近い40代なので、若い人が多いWeb業界に乗り込むにはやや無理があったのではとやはり思います。

しかし一番の理由は1と2で、これがしっかりしていれば、年齢がオールドでももちろん合格する人もいるのではないでしょうか。

というわけで、職業訓練を受けるには「40歳以上対象」と明記がないものは、少しでも早い方が良いと思います!

早めにHPをチェックし、ハローワークに相談に行くことをおすすめします。

私のようにならないように!

さて、これからどうしようかな・・・。

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