観劇日:2026年7月25日(土)15:30公演(貸切公演)
劇場:宝塚大劇場 A席

宝塚雪組を観に行ってきました。
祖母・母・私と3代続く30年来のファンですが、私の宝塚ブームは1990~2000年代・・・。
一番観ていたのは安寿ミラ~真矢みき(現真矢ミキ)~愛華みれ時代の花組です。
しばらくの小休止タイムを経て、私の中で、最近第2次宝塚ブームが巻き起こりつつあります。
とはいえ、遅れてきた感満載なのであんまり今の宝塚事情がよくわかっておりません。
そんな私の感想です。ご了承のうえご覧ください。
チケット争奪戦 昔に想いをはせる
最近の宝塚のチケット界隈がよくわかっていない私。
(昔と違うのね。← 昔って20年前だろ!そりゃ違うわ!)
VISAやJCBなどの貸切公演は応募できるものは応募する。
宝塚友の会にも入会し、先行抽選に応募できるものは応募する。
という万全の態勢を取ったところ、同行の方が貸切公演ゲットー!!
やったー!
昔みたいにふらっと大劇場に行ってC席(旧大劇場にはあったのよ)で観られたらいいのになあ。
なんかチケット代もですが、どんどん敷居が高くなってしまうのは嫌だな。
さて、そんな昔話はさておき。
上演時間

2回公演の15:30公演は
1幕:1時間15分
2幕:1時間15分
でした。
2018年 初演花組の感想
花組明日海りおさんでの初演も観に行きましたが、その時は正直あまりピンときませんでした。
「みりお(明日海)くん、漫画から抜け出てきたってこういうこと言うんだろうなあ~」
とそのビジュアルに驚き、またエドガーとアランの関係も
「さすが小池先生はBLになりそうなところを手前でうまく押さえているなあ」
ぐらいにしか感想がなかった・・・。
萩尾望都さんの原作も既読ですが、そちらも正直名作と言われるのはなんでなのかなあというボヤっとした感想しかなかったのです。
なんか、すみません。
私の琴線に触れなかったので、これはどうしようもない。
原作は年代がバラバラに短編で紡がれている構成で、それも私はなんか入り込めなかった一因かも。
さて、そんなポーですが、今回はどうでしょうか。
全体的な感想

結果感涙
前回は上記のような間の抜けた感想しかありませんでしたが、今回の私はひと味違うぜ!
めっちゃ良かったー!!!(感涙)
なんでしょう。何が良かったのかよくわかりませんが(わからんのかーい)、
主要な登場人物一人一人が哀しみを抱えていて、その想いに圧倒された。
受け入れられない孤独。
居場所がない孤独。
わかり合える人がいない孤独。
愛する人を失う悲しみ。
他人と比べてしまうつらさ。
それらがタペストリーのごとく織り上げられ、お芝居と歌とダンスで舞台から迫ってきた。
そんな感じでしょうか。
私も年を取って色々感じることが多くなったのかもしれません。
出演者について
主なキャストの感想は以下のとおりです。
朝美 絢(エドガー・ポーツネル)
正直トップとして充実期を迎えたこの時期に少年役はどうなのかしら、と思っていましたが、杞憂でした。
メリーベルを見守るまなざし、バンパネラとして生きる苦しみ、いいようのない孤独。
硬質な碧いガラス細工みたいな存在。
壊れそうになるのを必死に押しとどめているギリギリの状況が伝わってくる。
アランとの関係も、花組初演の時はBLチックな雰囲気がただよっていたのですが、今回のアラン(縣)とはもっと魂と魂が求め合う精神的な何かを感じました。
音彩 唯(メリーベル)
あらーかわいい。バンパネラになるまえのおチビちゃん時代も違和感なし。
見た目少女なんだけど、永遠に大人になれない。(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』少女クローディアもそうだったな・・・)
アランにプロポーズされた後、泣き出す画面が一番胸にグッときました。
アランの想いを受け止められない悲しさ。
瀬央 ゆりあ(フランク・ポーツネル男爵)
背が高くて見栄えがするからコスチューム物が良くお似合い。
劇中でもホテル(ホテル名忘れた・・・)に到着後、ロビーにいた人たちから
「まあ、あのご一家ご覧なさいませよ、まるで絵から抜け出たような・・・」
と言われるのにもピッタリはまる。
作品違うけど、こんな変な(失礼)毛皮ふさふさコート、着こなせる人そうそういないよね。

小桜 ほのか(シーラ・ポーツネル男爵夫人)
この方は専科なのですね。
歌声がとてもきれいでらして、聞いていて心地よい。
エドガーがバンパネラとなって馬車で逃げるシーンの
「ゆうるりと・・・」
という瀬央さんとの歌もとてもすうっと気持ちに入ってくる感じです。
縣 千(アラン・トワイライト)
アラン―!!
なんて少年少年しているんだ!
どこにも居場所がない孤独。
それがエドガーに惹きつけられる要因。
どうしたらいいのかわからない心の焦りが、心持ち前のめりに歩く姿勢からも現れている。
歌はもっと頑張りましょう、と思いましたが、もうアランなんで、その辺もひっくるめてアランです(?)。
ほか個人的に気になった方
●華世 京(ジャン・クリフォード)
新人公演主役ですね~。
これからいろいろ伸びしろありそうで(誰目線)楽しみです。
●華純 沙那(ジェイン)
『波うららかに、めおと日和』で注目しました。
気の強い大人の女性もできるし、今回のような清楚な控えめな役でも存在感ばっちり。
路線にならなくてもいいので、歌でしっかり舞台を支える娘役になってくれたらいいなー。
●美穂圭子(ブラヴァツキー)
美穂圭子さんの歌大好き!
初代『エリザベート』マダム・ヴォルフです!
未だにこのマダム・ヴォルフを超える人はいないと思っている。
(初演のフランツ・ヨーゼフの高嶺ふぶきさんも)
この公演で退団なんてもったいない・・・(涙)
最後のエトワールも堪能したいと思います。
見終わっての感想
正直初演の印象があまりなかった(なんでないんだよ)ので、どうかなあとも思っていたのですが、観て良かったです!
今回は琴線に触れまくり、ビンビン刺さりまくりでした。
別に初演が良くなかったというのではなく、私のとらえ方や心理状態?がこの作品を受け入れる状態でなかったからだと思われます。
それにしてもあの原作を破綻なくきっちりまとめた小池先生はさすがだなあと(だから誰目線)。
2幕は特にドドドっと展開していくので、一本立て公演ですが、飽きているヒマはありませんでした。
結構登場人物が多いので、役付きになる生徒も多く、台詞も多くてそういう意味でもよかったんじゃないでしょうか。
1回じゃ細かいところまで見切れないから、何回か観たい!!
来月もう1回観るので、またあらたな気づきがあったら記事を更新します。
観劇ランチ
今回は普通(?)にカフェテリアフルールで公演限定アラカルトメニューをいただきました。



普通に美味しかったです。
でもリニューアル前の大衆食堂的な雰囲気が良かったのにな・・・。たこ焼きもなくなっちゃったし。
また昔のこと言ってもいい?
このカフェテリアが「おしゃべりな花たち」だった時代ご存じの方いらっしゃいますでしょうか。
私はおでんと豆ごはんがセットになったおでんセットをよく食べていました。
宝塚に頻繁に通うと、基本チケット代でお金が飛んでいくので、安価であれこれ食べられるのは重宝でした。
当たり前ですが時代とともに宝塚も変わっていきますね。

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