イギリスを感じよう〜イギリスのドラマを見る『ライン·オブ・デューティ』シーズン5 あらすじと感想

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警察組織内部の汚職と戦う汚職特捜班描く、最上級の英国犯罪ドラマ。調査対象となった功績も人望もあるベテラン刑事と捜査官たちが熾烈な戦いを繰り広げる。

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BBCドラマ『ライン・オブ・デューティ』シーズン5感想

World Productions (Northern Ireland) MMXIX

出演:マーティン・コムストン、ヴィッキー・マクルア

BBCドラマ『ライン・オブ・デューティ』シーズン5を見たちょっとだけネタバレありの感想です。Netflixにて視聴。2021年1月現在シーズン5まで配信中。
シーズン1の感想はこちら
シーズン2の感想はこちら
シーズン3の感想はこちら

なぜシーズン4の感想がないかって?それは見たけどプチうつに突入し、感想が書けなかったからだ!
(プチうつについてはこちら→「敏感すぎて疲れる・・・④ HSPとうつ~私の場合~」
そのうち見直して書きます~。

それはさておき・・・シーズン5も面白かったです。中だるみすることなく緊張感が持続してます。
2日間でイッキ見しました。
このシリーズの良いところはエピソードが5~6話で完結すること。
1シーズン12話とか続いたら、ちょっとしんどい・・・というドラマもありますが、これは勢いで見られます!

スティーブ、苦悩する

このシーズンではスティーブがヒゲ面になっています。

坊ちゃん顔なので、最初は違和感があったのですが、見ていくとそれなりに事件の重さや、スティーブの苦悩にヒゲ面がマッチしているように見えるから不思議。

さらに同僚のケイトが昇進し、彼の上司ということになっています。
意見が対立しても、主導権は彼女の方にあるし、ちょっともやもやしたものがありそう。

シーズン4で車いす生活を余儀なくされる大ケガを負うのですが、その後遺症でモテモテスティーブにとってはとっても大事なところが機能しなくなっているもよう(また元カノとヨリを戻しかけたが、失敗)。
痛み止めの薬漬けになりかけているみたいです。

そんなことや事件のこともあって今回のスティーブはかなり苦悩しています。

頑張れ!スティーブ!

ケガの後遺症、つらいよなあ・・・。
私も昨年の夏、足の甲を骨折しまして・・・もう治療はしていないのですが、寒くなると痛むんですよね。
軽い骨折でもこんなになるということは、もっとひどいケガの場合もっと大変だろうと、しみじみスティーブに

「大変だのう、スティーブよ・・・」

と声をかけたくなりました。(?)

私の足の甲の剝離骨折顛末「転職して数日で骨折→松葉杖生活になる」はこちら

今回もキャラが濃い!

ラインオブデューティ ジョン・コーベット
BBC Line of Duty

今回のストーリーは押収されたヘロインが輸送中に武装集団に襲撃されて強奪される。
輸送ルートをばらした警官がいるのではないか・・・ということでAC-12の出動です。

その事件を追う中で、犯罪組織に潜入している捜査官がいるが、その人物が何やらアヤシイ動きをしており、強奪途中で警官を撃った上殺してしまうなどちょっとやりすぎな感がある、というわけでスティーブは独自にその潜入捜査官とコンタクトを取りつけます。

その潜入捜査官がステファン・グラハム演じるジョン・コーベット(写真)。

かれは汚職警官と犯罪組織のつながりをさぐり、汚職警官の正体を暴くため組織に潜入しているのですが・・・。

写真を見てもおわかりのように、

すでにコワい・・・

彼は警察上層部にいる汚職警官のトップ(?)「H」=スティーブたちの上司であるヘイスティングスだと思い込んでおり(吹き込んだ人がいるのですが)、自分の信念のまま犯罪組織の中で動いてHをおびき出そうとするのですが、思いが強すぎで何か突き抜けてます。

目的のためには他の警官が死んでも
「奴らも何かしらの不正に手を染めていた」
としてそのまま突き進む。

スティーブとしては信頼する上司のヘイスティングスが汚職をしているとは信じたくないし、このままだとジョンの身も危ないと考えて説得を試みるも失敗。

ジョンの考える「正義」とスティーブの「正義」のぶつかり合い。

「一線を越えたようだ」
「とっくに越えてるよ」

お互い正しいと思うことのために行動しているのに、暴走するジョン。

汚職警官の不正を糺すということではAC-12もジョンも同じなのですが・・・。

疑われ追い詰められるヘイスティングス

そんなこんなでヘイスティングスがHと思いこむジョンは、とうとうヘイスティングスの奥さんを襲うという暴挙に出ます。

これに怒り心頭のヘイスティングス。

スティーブにジョンを撃つよう違法な(とケイトは言っている)指令を出し、潜入捜査を装って盗品を回収、他にも故意にジョンの正体を潜入している犯罪組織に流した疑いがある。
苦慮のあげく、警視監補にヘイスティングスのことをご注進するケイトとスティーブ。

他にも投資で失敗し、借金こさえたあげくに家を売ってホテル暮らし。
しかもホテル代も払えず滞納中・・・

いかにもお金が必要で不正に手を染めそう

案の定、奥さんの件とお金の件で(ネタバレになるからあんまり詳しくは書きませんが)、そのほか諸々でAC-3に取り調べを受けることに!

というか、AC-12以外にも汚職捜査をする部署があったんだ・・・。

まあヘイスティングスさんはAC-12のボスでありながら、私生活はスキがありすぎというか、ボケボケというか・・・。

CCTVにも映りまくりだし、一回投資で失敗してるのにまたいかにも胡散臭い出資話に乗っかろうとするし、ちょっと詰めが甘いみたいです。

だからよくわからん警視総監の法律顧問とかいう弁護士のおばさんにカモにされるんだよ!

見ている間は

ヘイスティングスがHなのでは・・・

とも思ったのですが、

こんなマヌケなことをする人がHのわけないか・・・
(スマン・・・)

という気もしたりして。

そのへんのハラハラドキドキは実際見てください。

いつもは警官を追い詰める側のヘイスティングスが、結構ギリギリとやり込められていて見ごたえあります。

まあ上司を見捨てるケイトとスティーブではないので、最後には

良い部下を持って良かったね!(ポン!←肩をたたく音)

ということになりますが。

そんなこんなで最後まで息もつかせぬ展開でぐいぐい引っ張りますが、結局Hは誰なのか?!
潜入捜査官のジョンはどうなるのか?!

というわけで、シーズン5も最後まで突っ走れます!



イギリスを感じるポイント

①えらい人のオフィスには立派なティーカップ&ソーサーセットが置いてある

なんかこんなの

別にイギリスだからというわけでもなく、たまたまこのオフィスには置いてあっただけかもしれませんが、コーヒーマシンみたいなのの横に置いてあったのが立派なティーカップセット。

こういう紙コップフォルダーのじゃないの???

日本だと応接室に置いてあるレベル。

きっと来客に「ティー?コーヒー?」と聞いてその場でジョジョジョーと淹れて出すのもこういうきちんとしたティーカップなんだわ・・・と思いました。

そういえばベネディクト・カンバーバッチ主演『パレーズ・エンド』を見た時も、戦時中の塹壕の中でちゃんとしたティーセットを使用していたことに

さすがイギリス人や・・・

と思ったことを思い出しました。

『パレーズ・エンド』の感想はこちら

②イギリスの抱える内憂・北アイルランド紛争

イギリスの正式名称は

United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(外務省の表記では「英国グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」)

アイルランドがイギリスから独立する際に分割、イギリスにとどまった部分が北アイルランド。

北アイルランドではキリスト教カソリックとプロテスタントの争いと独立問題で紛争が絶えず、1998年に和平合意がなされました。

今シーズンでは取り調べの中でヘイスティングスの過去が明らかになります。
北アイルランド王立アルスター警察隊に入隊し、そこでの勤務期間中に潜入捜査官のジョンの母親と何らかの関係があったことがAC-3の調査でズバズバ明かされていきます。

取り調べの中での証言。

「ヘイスティングスという名前から考えればプロテスタントのはず」

んんん?

名前だけでプロテスタントかどうかわかるのか?!

ヘイスティングスで調べるとプロテスタントの支援者の人の名前が出てきますが、それ?
まあその辺を皮肉っただけのセリフかもしれませんが。
ちょっと詳しいことは調べ切れていません。わかりませんです・・・。

ヘイスティングスは父親がプロテスタント、母親がカソリックという「複雑な」家庭に育ったそうで、このへんも日本人の私にはピンと来ませんね・・・。

宗教問題というのは根が深いので、理解するのに時間がかかりますね・・・。

というわけでシーズン6も楽しみです!



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