【敏感すぎるHSP】HSPは海外でのストレスに耐えられるか?

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HSPHSP30代での留学イギリス
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何かとストレスを抱えてしまいがちなHSP。海外ではどうなのでしょうか?

HSPの私が約7ヶ月間イギリス ロンドンに語学留学をしていた経験から、どう感じたかをご紹介します。

このページはあくまでも私の場合です。私は専門家ではありませんし、心の問題はとても繊細で複雑です。私の事例がすべての方に当てはまるとは限りません。
その点ご留意の上、ご覧ください。

日本でもこんなにしんどいんだから、HSPの自分は海外留学はダメなのか?

繊細過ぎるHSPは海外での生活は難しいのでしょうか?

そんなことはありません!

私は私はややHSS(刺激を求めるタイプ)よりのHSPです(でも診断すると非HSS型HSPと出ます)が、留学に行って色々な経験ができて本当に良かったと思っています。

むしろ留学中のほうが、日本にいるより楽に息ができていたように思います。

留学中はなぜ日本より楽に生きていけたのか

私は留学に行ったときはHSPのことなんて全く知りませんでした。

ただ毎日しんどくて生きていきにくい、閉塞感をかんじていました。

そんな私ですが、留学中はHSPの特性である

  • 周りの影響を受けすぎる
  • 小さなことでくよくよ悩みすぎる
  • 人の目を気にして疲れ果てる

を日本にいる時より感じすぎなかったように感じています。

むしろ自由で自分が出せて楽でした。

なぜ日本にいるより楽だったのを考えてみると・・・

  1. 個人主義の国だったから(色んな人がいて当たり前)
  2. 感情を自由に出せる
  3. 自己肯定ができた
  4. 海外の生活に慣れる方に気を取られて個人的なことにまで気が回らなかった
  5. 英語の習得に懸命でその他のことは後回しになっていた
  6. やっぱり「日本じゃないから」と片づけることができたから

だったからかな、と思います。

日本は集団主義。イギリスは個人主義。

色んな人がいる。それが当たり前。

なので自分をはっきり出していくことができる。
むしろ意見を言わない方がバカだと思われる。

「こんなことしたらこう思われるんじゃないか・・・」
「こんなこと言ったらいけないんじゃないか・・・」

などと、日本にいる時ほど気にしなくていいんですよ!
私はそれを感じた時に、頭の上の重しがスッコーン!と取れた気がしました。

別に多少変なことしてもあまり周りは気にしてない。

「自分自身でいられるってなんて楽なんだろう・・・」と。

日本にいる時のように「しんどい」とは思わなかった。

色々おきるので小さいことを気にしていられない

やはり日本ではないので、想定外のことが毎日色々おきます。

そっちに対応していくのに精一杯で、精神的なしんどさを感じている余裕がなかったというか、英語頑張らないといけないし、という別のしんどさに気を取られていたというか。

とにかく周りのイギリス人も留学生も自由。人のことはあまり気にしてない。

ぐちぐち悩んでるのがバカみたいに思えます。

多少理解できない珍妙なことがおこっても、「ここ、外国だからな・・・」で落ち着くというか、「しょうがないや」とあきらめがつくので、その意味でも楽ちん。
日本だったら悩みまくったでしょう。

感情を素直に前に出す毎日・・・なんて素敵!

留学中は感情がものすごく豊かになります。

私は日本ではそんなに感情を出す方ではなかったのですが、留学中は泣くわ大笑いするわ、喧嘩するわ、とりあえず生きていくうえで当たり前(喧嘩は当たり前じゃないが)のことを気兼ねなくやれていました。

とにかく「自分の主張を相手に伝える」ということが大事だったので、普通に自分を出していけて、

ものすごく気が楽でした。

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自己肯定を高めることができた

ほめられることが多かった

日本にいるときはあまりほめられるということがなかったため、自己肯定感がイヨ~~に低く、

常に

「私が悪いんです・・・私なんて・・・」
「私はこの人には嫌われてるんだろうなあ」

と勝手に思いがちな私でしたが、あちらのかたはほめ上手。

語学学校でも先生から

「そんなに頑張っててすごいじゃない!」
「あなたはできるんだからもっと自信を持って!」

と言われ、

「そ、そうなのか・・・私は自信を持っていいんだ」

と勇気づけられること度々。

日本じゃあんまり言われませんよね。

ロンドンでインターンシップも経験しましたが、そこでも

「私役に立ってるのかなあ・・・」とまたまた不安だったので、スタッフの人に聞いてみたところ

「当たり前でしょ!!!!何言ってるの!!!」

と驚かれ、

「お、おう・・・そうか、私はここにいていいのか・・・」

と安心することもありました。

とかくささいなことを気にしすぎ、落ち込んで自己肯定より自己否定の方が強いHSPですが、このように留学中は自分を認めてもらっている、ということを感じられたのもメリットでした。

帰国後も少し自分に自信が持てるようになった・・・気がします。

留学に向かないHSPの人もいる

というわけで、私のようにHSPの特性を持っていても、留学生活を楽しめる場合もあります。

が、反対に感受性が豊かなためむしろ逆効果、余計に精神的にしんどくなってしまう人、パニックになってしまう人も、もちろんいると思います。

でも私のように吹っ切れれば、とても楽しく過ごせるはず。

もしHSPが元で留学に行くのに悩んでいるようであれば、一度思い切って行ってみることをおすすめします!

社会人になってからでも、1週間程度の超ド短期留学もあります。ものは試し、考え方のスイッチを違うベクトルにONにできるかもしれませんし、新しい自分への向き合い方を見つけられるかもしれません。

旅行ではない、「留学」で海外に行ってみることも、HSPを自分の中に落とし込み、咀嚼する良い機会になると思います!

でもくれぐれも頑張りすぎは禁物です!!

ホームステイの経験と、語学学校についてはこちらからご覧ください。

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